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運動の要素を技術(スキル)、持久力、筋力に分けた場合、小学生は技術(スキル)の発達が著しい時期です。これは、神経系の発達が最も活発な時期であるためであり、子供が自転車にすぐ乗れるのもこのためです。この時期は、色々な運動やプレーを経験し、より多くの技術(スキル)を身につけることが優先されます。
子供の運動の優劣は、運動能力の差ではなく成長の差です。具体的には、身長が1年間に10p以上伸びる時期が成長のピークですが、このピークが早く来るか遅く来るかの差でしかありません。低学年ほどこの優劣がはっきりしていますが、子供の持つ可能性は無限大です。我々指導者は、子供たちの成長を長い目で見ていきます。
また成長期の子供は骨の成長に筋肉が追いつかないため、関節や筋肉に痛みを感じたり筋力が低下したりして、以前はできていたプレーが一時的にできなくなることがあります。さらに、成長の早い子供の中には、周りの子供たちが成長して、自分の能力にアドバンテージを感じなくなると、自分の能力に焦りを感じて、身体的にも心理的にも挫折していきます。
我々指導者は、このような点にも気を配って子供たちと接していきます。
中学生は、心肺機能も含めた持久力の成長が著しい時期です。しかし、上記のような成長期にあり伸び悩む子供たちもいるので、違う種目のスポーツを経験するのも良いことです。
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子供の心理的成長にとって、誉められること、怒られること、そして甘えられることのバランスが大事になります。
低学年では、小学校という新しい社会生活を始めることになり、幼稚園・保育園とは違い様々なきまりや課題が課せられます。この生活に適応していく課程で、基本的な生活習慣や社会生活上のルールなどが身に付くように指導することが大切です。我々指導者は、これらをラグビーというスポーツを通して身につけていくことを支援します。ただし、この年代の子供たちには保護者に甘えることも必要です。保護者も一緒になってラグビーを楽しんでください。
中学年では、行動が最も活発になり、社会的認知能力や思考能力も発達します。スポーツの楽しさを理解しますので、大胆なプレーをみせたりしますが、一方ではやり過ぎてしまったり、自分のプレーに今ひとつ自信を持てずに躊躇してしまったりすることもあります。どちらも喧嘩や仲間はずれ等の引き金となる可能性を秘めてます。
そこで、我々指導者はラグビーを楽しむ観点で、まず積極なプレーを引き出します。一方でルール違反となる行為や相手を傷つけるような態度は、きちんと謝罪させます。
また、ラグビーは集団スポーツですが、この年代は個人のプレーを優先させます。自分で個人の限界を感じない限り、集団プレーには進めないと思うからです。勝敗も不安定になると思いますが、我々指導者は子供たちの未来の成長や活躍を考え、現状に焦ることなく指導に当たります。
高学年では、知識欲も旺盛となり、集団における自己の役割の自覚もかなり進みます。集団プレーができるようになるのはこの年代からであると考えます。
この年代になり、試合において得点・失点を目標とします。ただし、最初に勝負ありきではなく、チームとして努力した結果が点数となって現れると考えます。個人プレーの積み重ねがチームプレーとなりますので、チームプレーに個人の責任が必ず存在します。我々指導者は、子供たちにより高い目標を持たせながら、この責任が全うできるように